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2008-06-12 Thu 04:58
あれだ、このシリーズにおいて、病んでいないのは琴吹さんだけだ。 彼女だけが清涼剤。 彼女だけが、正統なツンデレ。 ほかは右を向いても左を向いても病みっぱなし。 あげく妖怪までいるし。 『“文学少女”と神に臨む作家 上』読み終えちまったぜ。 その前の、番外編&最終話への架け橋的位置にある『“文学少女”と月花を孕く水妖』のラストにシリーズ全体のラストシーンと思しき記述があるから、どういった物語に最終的にはなるのか、既に分かってはいる。つーか、その段階で一瞬で状況を把握して、頭を抱えて悶絶した。 酸っぱくて美味しいレモンパイを焼けるのは彼女だけだし、最後の台詞もそうだし、それ以上に、次を読めば分かることだけれど、『狭き門』を踏襲するのなら、それしか道が無いから。 でも、そのラストに至るまでの道のりが絶望のみに塗り固められたものではなく、決して幸福のみに彩られた花畑に囲まれた道であるようなものであるという大それたことは望まないから、せめてアスファルトの割れ目からタンポポの花が顔を出しているような、ささやかな希望や幸せがあればいいと思う。 最終話、一体いつになるんだろう。 あと、ヤンデレが好きな方、このシリーズを読まないのは、正直、もったいない。 ヤンデレを書きたいと思っていたおいらが、このシリーズに描かれたヤンデレたちを見て、自分の描いていたヤンデレ像がいかに幼稚なものであったのかを知るに至ったくらいだから、多分そう。 とりあえず、琴吹さんに幸あれ。 幸あってくれ、頼むから想像通りにならないで。 だってそれは、あまりにも不憫すぎるって・・・・・・。 でも、恐らく、状況を見るに、“そう”なんだろうね。 ああ、もう。 普通の子には、普通の幸せを願って止まない私は、子供なんだろうか。 |
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2008-06-12 Thu 04:56
番外編でした。 そして麻貴編でした。 彼女が選んだのは、きっとあの人。 そして、今頃戦争をしているのでしょう。 小船に乗って、大船に向かって、利を活かしながら。 あまり多くを語る必要が無い話ですね。 |
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2008-06-12 Thu 04:50
水は人に不可欠なものだが、純水は人に害をもたらすのと同様に、純粋すぎるものは人を傷つけることがある。 人は時に、自分にとって都合の悪いものは見ないようにして、都合のいいものだけを見ようとすることがある。 人は何度もなりたい自分になれないことに挫折と屈辱と敗北を覚え、それでも、なりたいという気持ちを捨てられないこともある。 そして、ついにあの子がでてきます。 個人的に、幼少時に気付いたことを気付かされたような、そんなお話でした。 |
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2008-06-12 Thu 04:45
『“文学少女”と穢名の天使』読み終わりました。 今回は『オペラ座の怪人』が題材で、これは何度か原作以外の形で触れることがあったので、あれやこれやと想像をしながら読むことが出来ました。 速度は、そんなに速いほうじゃないです。 17時ちょっとすぎから読み始めて、読み終えてからあちこち読み返してたらこんな時間になりました。 ちくそー。 心が引き絞られるような感情を抱かざるを得ない。シリアスな場面であることもそう、各キャラクターの感情を叙情的に描くのが上手いのもそうなんだけど、その背景の見せ方もいい。 個人的には好きな表現方法。挿絵も、綺麗でいいんだけど、私にはむしろ無粋、というか、不必要。 だって頭の中で生き生きと動いてるのだから。 絵など無くても、姿が、動きが、声まで聞こえてきそうなほどに鮮明な想像が、イメージが浮かんでいる。 そんな、鮮烈で悲しい、才能をめぐる物語でした。 |
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2008-06-12 Thu 04:41
かっぱえびせんじゃないけれど。 やめられないとまらない。 実際は、そういうものの味が分からないかわりに文章に味覚を感じる少女と、その‘おやつ’係の物語です。 『“文学少女”と繋がれた愚者』読みました。 面白い。 面白い。 つーかなんだこれ。大切なことなので二回言っちゃったぞ。 なんつーか、これを読むと近代文学に非常なる興味が湧く。 読み終えたら手に取ろうと、実に思える。 主人公にはあまり共感が出来ない、というより、彼の子供っぽさと朴念仁だけが対象年齢を下げているが、他の登場人物は十分大人向けな気がする。 いや、古典を原作に書いているという点も、ライトノベルならではなのかな? ともかく、読書意欲を湧かせるような作品です。 知らない本が読みたい本好きは是非読んでほしい。 原作を知る方には、いったいどんな印象を与えるのだろうか、興味深いです。 ちなみに、芥川君はツボ。 彼、好きだ。 |
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